十二月三日(火) 晴れ
 昨日に続いて、五葉松の剪定。朝からはじめて、午後三時頃、僅かに残して終了といたしました。頭頂部には足場が作れず、断念するしかなかつたのです。

シャワーを浴び、夕寝をし、夕食をいただいてから「中仙道を歩く十」の執筆にかかりました。内村鑑三についてであります。非国民とされて苦しんだこと、しかし、それは、神の前に一人立つた人間として当たり前の行動であつたこと、そのやうに、宗教は人を自由にするものであること、源義家が大好きであつたこと。いやあ、まとめるなんて生やさしいことではありませんね。自分がどこに立つてゐるかが問はれました。はい。

愛犬ラムの続きですけれど、昨日の、最初の写真のころは、実は、まだ我が家の「娘」ではありませんでした。隣の家で、昼間、つながれつぱなしで、吠え続けてゐるものですから、許しを得て、散歩に連れ出してゐたのはいいのですが、こんどは、綱を喰ひちぎつて遊びにくるやうになつてしまつたのです。

 

今日の写真:剪定した五葉松と、愛用の剪定ばさみ。左上の二枚は、遊びにくるついでに、飼ひ主の家の履物をくはへてきて一人遊んでゐる姿。また、チェーンソーで、切り倒した大木を切り刻んでゐるときなど、作業中は離れて見てゐますが、休むとすぐに近寄つてきて、ナデナデをせがむそんな姿です。しかし、自分で飼ふなんてこれつぽつちも思つてはゐませんでした。