正月十五日(水)丙戌(旧十二月十五日・小正月) 曇天

今日は、またまたユニコムかつしかのI(アイ)さんに来ていただき、ホームページ「ひげ日記」、その“jimdo”の特訓を受けることができました。なにしろ、出来なかつたことを一つひとつ質問し、確認につぐ確認で、やつと、単純なる方法を身に着けることができました。

その結果、まづ、その日その日の「日記」の最下段に、《コメント欄》を設けることができました。はじめ、別に、大きく「コメント欄」をつけたんですが、日々の「日記」とは関係が薄くなつてしまひます。そこで、日々の「日記」にコメントができるやうにしてくださつたのでした。もちろん、こちらからの応答についても実地訓練を受けました。

いや、単純に使用できるためには、複雑な操作が必要であること、ぼく個人では到底出来なかつただらうことを思ひ、個人レッスンの有難みをしみじみと感じました。ほんとうに、曇り空が晴れ渡つた気分です。「参考書」は無駄に終はつてしまひましたが、まあ、塾代と思へば安いものです。

それと、前に使つてゐた、ノート型パソコン“ウインドウズ7”についても、旅先で使へるやうに、その細かい手順を教へていただきました。そのために、インターネットがどういふものか、わかつてしまへば、な~んだなんですが、教へていただいて、目からウロコでした。これは、戦力になります。もう使はないかなと思つてゐただけに、こんなに有難いことはありません。

 昼食後、妻が呼ぶから何かなと階下に降りてみますと、家の裏の路地から水が染み出てゐるといふのです。山暮しの水源確保の話を考へてゐただけに、天に通じたかと思つたのですが、ここは葛飾の下町です。面倒なことにちがひありません。出入りの業者にきてもらひ、見てもらつたところ、ここでもない、またここでもないと、掘り返へすこと三十分。確かに、水道管からの水漏れのやうなんですが、我が家の「栓」に入る前のところからの水漏れのやうなんですね。ですから、料金にはかからないわけですが、わづかとはいへ、もつたいないにかはりありません。その手前の「栓」を閉じなければ修理にかかれませんから、明日、もう一度来て、どこの「栓」を閉めたらよいかわかつた段階で修理にかかるといふのです。

また妻に、「用事があるとき、あなたは必ずゐないんだから!」と、皮肉たつぷりに言はれてしまひました。すいません、といつもの返事しか言へないのが物悲しいです。はい。

さうなんです、明日は、「中仙道を歩く」の第十二回、松井田宿から坂本宿まで歩くんです。後ろ髪を引かれる思ひなんですが、ここは我慢のしどころと、心を鬼にして旅立たなくてはなりません。

ところで、《伊豆の山暮し》では、山道を飛び回つたわけなんですが、用語として、「山路」は、足にぶつかる石をころがして歩む道のことなんですね。実感がこもつてゐるので、これからは、山道には「山路」を使ひたいと思ひます。

 

今日の写真:ラムの食事三景。一瞬にらみつけられました!