六月十九日(木)辛酉(旧五月廿二日) 晴れのちくもり

今朝のラムは、もう自分から外へ行く意志を示しませんでした。それでも、抱いて玄關先まで連れていきましたが、しやがみ込むだけで、オシッコはしませんでした。ただ寢かせておくだけしかないやうです。でも、差し出せば、水は飮みました。

晝間は、一度オシッコをしに外に出しました。りは抱つこでした。

ところが、夕食後、階下の臺所でのんびりしてゐましたら、どたどたといふ音とともに、ラムが階段を轉げ落ちてきたのです。魂が縮む思ひがしました。が、そのまま歩きだしましたので、安心とともに連れ添つて、いつもの駐車場まで行くその途中でしやが見込み、聲こそ出しませんでしたが、例のウンチ、またほんのわづかですが出しました。

抱いて歸つたあと、妻と一緒に、ラムのおしりを丹念に拭いてあげ、汚れた毛を切つてあげました。食べなくても、水をんでるので、それでまだウンチが出るのでせうか。そのたびに外に出たがるのでは、よほど注意して見てゐてあげなければならないと思ひました。

 

ところで、今日の通院です。はじめに心電圖檢査があり、續いて例のエコー檢査でした。その結果を踏まへて、アブレイション外來擔當の日置美香先生から説明がありましたが、ぼくが豫想してゐたこととだいぶ違つてゐました。

四月のアブレイション手術の結果は依然良好であり、むしろ、心臓の機能としては、より回復してきてゐるといふのです。しかし、今までもあつた「動停止」が進んでゐて、ペースメーカーの助けを受けるかどうかの境目にきてゐるんださうです。症が重いと、めまいとか氣を失ふことがあるさうなんですが、今のところありません。それでしばらく様子を見ようといふことになりました。

ちなみに、ペースメーカー(PM)は、できればつけたくありませんが、今は小さいうへに、半年に一度の點檢ですむさうなんです。それと、ここを聞きたかつたのですが、脈搏は、人の動きによつて變化するわけですけれど、PMはそれに従つて働いてくれるらしいのです。決してPMが拍動をリードすることはないさうです。

それと、起きてゐるときには規則正しい脈搏が(といつても時々「動停止」はあるんですが)、ホルター心電圖の結果を見ると、むしろ夜間、寢てゐるときに、「期外収縮」といふ不整脈が起こつてゐるといふんです。多少なら問題ない症らしいのですが、それと「動停止」との關係がぼくにはよく理解できませんでした。

ただ、日常的に動悸があるのは、心臟が疲れてゐるからで、その點で、無理な運動は避けたはうがいいといふわけです。まづは、疲れがとれるやう、落ち着いてもらふしかないんですが、そのためにはどうしたらよいか、このまま中仙道を歩いていいものかどうか、思案のしどころです。

 

今日の寫眞:朝、玄關前のラム。(廿日の、モモちやんとツーショットとほぼ同じポーズなので、省く)

 

補足二:昨晩、HPが開かなくなつてあわてましたけれど、朝になつたら回復してゐたのでほつとしました。早速昨日の「ひげ日記」に載せました。