六月廿四日(火)丙寅(舊五月廿七日) 曇天、午前と午後に一時激しい雷雨

今日は何も手につきませんでした。

ラムが昨夜から苦しみはじめ、その介抱のため、一晩中そばにゐてあげたからです。また、その苦しみやうは日中もつづき、ついに、動物病院で、苦しみをとつて寢かせてくれる藥をもらつてきてしまひました。

起きあがることもできずに、ただ、ひーひー、きゅんきゅんと吠えるのに、ぼくはただ體をさすつてあげることしかできません。しばらくすると樂になるやうなのですが、また繰り返し苦しむ様子、言葉をいくらかけても聞いてはくれてゐないやうです。

いただいてきた藥は、痛み止め兼眠り藥で、そのまま最期を迎へてしまふかも知れないと言はれましたが、もちろん悟はできてゐるつもりです・・。はい。

 

明日は、“中仙道を歩く”の第十六回、八幡宿から笠取峠までのツアーが開催されるのですが、ぼくの調子とともに、明日どうなるかも知れないラムをおいては出かけられません。一應參加日を後日に變更としておきましたが、それもどうなることやら・・。

 

今日の寫眞:けふのラムとぼく。藥が効いて安らかに寢てゐるところ。それと、“末期の水”となるかも知れない水を與へてゐるところ。