六月廿八日(土)庚午(舊六月二日) 曇天

今日は「中仙道を歩く」第十六回(八幡宿~笠取峠)に參加しました。上野驛前からバスに乘り、新宿經由で出發、佐久平に向かひました。今回は、食をいただいてから歩くといふので、「道の駅ほっとぱ~く浅科」で、みなさん總勢三十七名の方と、味噌カツ定食をいただきました。それから、前回のゴールの八幡宿に向かひました。

八幡宿を一一時四〇分出發、おなじみとなつた“めおと道祖神”に迎へられて、坂道を上り下りして望月宿、續く間の宿(あひのしゆく)茂田井の白壁の素晴らしい家並みにはうつとりしつつ、酒藏での試飮に堪能、芦田宿を通り抜けると、天然記念物の松並木、いや、その出口からはじまる國道に沿つた坂道は、登坂車線つきの胸突き坂、やつと上りつめた切り通しが笠取峠の頂上でした。午後四時十分到着。約一二・五キロ、一九八〇〇歩でした!

そこに、最近この近くに越してきた弟が迎へに來てくれたので、ツアーのみなさんとはお別れし、弟と小諸の「井泉庵」といふ店の美味しいそばを食べ、彼の家近くの温泉に入り、そして森の中の別地の家に泊めてもらひました。

懸念してゐた心の臟も、どうやら持ちこたへてくれました。總計、二四八八〇歩でした。

 

今日の寫眞:街道の風景。めおと道祖神、茂田井の家竝み、笠取峠の松竝木(弟の勝美と)、笠取峠の碑。弟の家の前でと愛犬イクちやんとともに。小諸“井泉庵”の御主人夫婦とその店の前にて。