七月二日(水)甲戌(舊六月六日・半夏生) 晴れ

『中仙道紀行十四 輕井澤宿~小田井宿』が書き終はりました。

推敲のために、二回讀み返しましたが、ついでに、歴史的名遣ひに加へて、漢字を、正字に變更しました。數日前に、ネットの「快適仮名遣ひ」といふのをインストールしたら、假名遣ひばかりでなく、漢字も正字がすばやく變換できるやうになつたからです。

それと、今回はじめて、PDF方式で送信させていただきました。これは、送つた文書が變更できないやうにしてしまふもので、まあいたずら防止といつたところでせうか。ただ、今までのやうにすらつと開けるのか、そして讀むのに差障りがないのかどうかが氣がかりではあります。

 

〈以下、『歴史紀行二十七 中仙道を歩く十四』發送のあいさつ文〉

こんにちは。

お待たせしました。『歴史紀行二十七 中仙道を歩く十四 輕井澤宿~小田井宿』です。今回は特に、生みの苦しみの連續でした。まあ、讀み飛ばしてくださるだけでもありがたいです。 

先日から、歴史的假名遣ひに加へて、漢字も正字に變換しやすくなつたので、みなさまには讀みづらいかとも思ひますが、勉強だと覺悟して臨んでくださいませ。 

なほ、すでに、「ひげ日記」で連日お知らせしてきましたやうに、我が愛犬のラムが、月二十六日午後六時五十六分に、推定十七歳で息を引き取りました。たくさんの樂しい思ひ出を遺してくれました。 

その悲しみに打ち克つて、書き上げたものでございます。なにとぞご容赦を・・。 ひげ

 

今晩の散歩では、ラムのおもちやがモグラだつたことが話題になりました。小さいころから、どういふわけか、ラムは、ボールとかいはゆるペット用のおもちやには見向きもしませんでした。もつぱら、庭や山路にゐるモグラがおもちやだつたんです。

見てゐると、地面をにらんでゐたかと思ふと、いきなり飛び上がり、地面めがけて掘りはじめるのです。前足で土をかきだし、見ると口に何やら黑い塊をくはへてゐるんです。そのすばやいこと、あつと言ふ間もないくらいです。

しばらく弄んでゐますが、弱つてくるとつまらなくなるのでせうね、もういいは、といつた感じで放つたらかしてしまひます。また、くはへてブルンブルンしてどこかへ飛ばしてしまつたときなどは、どうしたのかしらといつた感じで、宙をにらんでゐたりします。

その他に、トカゲもおもちやでしたが、さすが逃げ足がはやくて、いつもシッポだけを殘して去つてしまひます。それで、我が家のトカゲは、ほとんどが身體障碍者でした。

 

今日の寫眞:おもちやはモグラ!

 

補足:午後、青島齒科に行き、作り直したブリッジを取り付けていただきました。ようやく、両方の齒でめるやうになりました。