十月六日(月)庚戌(舊九月十三日) 雨風のち晴れ

 

昨夜はよく寢てゐたせいか、臺風が通り過ぎたのがよくわかりませんでした。朝のうちは、それでもよく降つてゐるなと思ひましたが、朝食後、ちよいと横になつて本を讀んでゐたら、靑空が見えてきたではありませんか。ほつとしましたが。場所によつては被害が出てしまひましたね。 

 

「中仙道を歩く(十九)」 の二日目の寫眞を選別、加工を行ひました。それから、前編を書いた惰性のあるうちにと、すこし書きはじめました。紀行らしくしなければならないのに、横道にそれたり、道草を食つたり、自分のことを書いたりして、また分量が増えてはかないません。引き締めをはかりたいと思ひます。 

 

甥つ子夫婦があそびにきました。祖母となる母に會ひにきてくれたのです。十二月にこどもができるのですが、母にはひ孫になります。母も、ひ孫に會へるのを樂しみにしてゐます。 

 

夕食後、久しぶりに妻と“早足”を行ひました。お花茶屋の商店街まで、往復です。調子よく歩けました。次の「中仙道を歩く(二十)」は、二十一日ですから、あと二週間です。わづかでも體力を維持しておきたいですからね。 

 

今日の寫眞:“早足”の途中で見た、間口一間の家! ちよいと見にくいかも知れませんが、三階建てのやうです。

 

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