二月廿七日(土)壬申(舊十一月六日 晴れ

 

「ひげ日記」を書きはじめて、一年たつたことは、十二月のはじめに書きましたが、きょうは、その、十二月と一月初旬までを讀んでみました。けつこう面白かつたです。自分で言つて感心してれば世話がないと言はれさうですが、まあ、人に害を及ぼさないので、大目に見てもらひませう。

内容はともかく、悔しいのは、最近(八月以後)のを殘してすべて削除してしまつたことです。何故消したかと言ひますと、ホームページの畫面を開き、書き込んだあとで「保存」するにあたつて、それまで書いた日記の日付がすべて表れ、その毎日を下へ下へとスクロールしないと「保存」ができなかつたからです。一番下に「保存」があつたため、日にちが増すにしたがつて、奈落の底を覗くやうにスクロールするのが怖くなつたので、それで、過去二ヶ月をもつて、それ以前のを消してしまつたのです。やむにやまれませんでした。

たしか、讀むためには、ひと月毎にまとまつてゐたので、すぐその日にちに到達できたと思ひます。それが、「保存」の時には、毎日が表示されるのですから、一年間書いてゐたとすると、單純に言へば、三六五日分スクロールしながら下がらなければ「保存」できなかつたのです。耐えられると思ひますか! 

ところが、最近になつて、「保存」が、日付の欄外に移つたので、日にちに關係なく「保存」ができるやうになりました。どうしてなのか、一度、なにか一新されたやうなので、そのときから、「保存」がすぐできるやうになりました。そのことに氣づいてからは、もちろん削除することをやめました。

といふわけで、書きはじめた昨年の十二月から七月までは削除してしまひました。ほんとうにもつたいないことをしました。でも、原稿のワード文書は保存してあるので、自分ではいつでも讀むことができます。原稿は縱書きです。讀みたいと言つてくれる人には、十日ごとにまとまつたファイル(原稿)をメールに添付してお送りできますけれど、ご希望の方があればですね・・・。他の方のホームページはどうなんでせう。やはり、苦勞なされてゐるんでせうか。

 

 “夜のピクニック”、今晩は、妙源寺のあたりから平和橋通りを四ツ木に向かひ、途中から左折してお花茶屋驛を回つて歸つて來ました。五三九〇歩でした。

 

今日の寫眞:玄關にかけた額。“夜のピクニック”で見かけた、寫經の案内。それと散歩中の犬。酔つた飼ひ主のおぢさんによると、十五歳になるといふ。よちよちしてゐました。

 


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