正月廿九日(木)乙巳(舊十二月十日 晴

 

三日目の今日は、津橋から御嶽宿まで歩きました。氣温は昨日と同じく低かつたですが、靑空のもと日差しも暖かく、快適なウォーキング日和でした。

また山坂がつづき、はじめのうちはしんどい思ひをしましたが、今回を最後としてあとは市街地に入るので、苦しみつつも、味はひつつ歩みました。古道の雰圍氣を滿喫、堪能したとでも言つておきませうか。

道祖神や觀音樣や供養塔などはいつものやうに、見うけられましたが、今日のところで驚いたのは聖母マリア像でした。

訪ねてみたら、その土地の工事中に、キリシタンの遺物がたくさん出土したのださうで、それでそこにマリア像を建てたといふことです。たしかに、御嶽宿の郷土館にその遺物が展示されてあり、往時の信者の思ひが、傳はつてくるやうでした。

さう、もう一つ、和泉式部廟所にはいささか違和感を覺えましたが、ちよつと調べてみたいと思ひました。

御嶽宿では、名鉄廣見線の御嶽驛に出くわし、電車の寫眞を撮ることができました。

一一時にゴールし、一二七三〇歩でした。三日間合計では、五三三八〇歩。約三十二、三キロでした。 

また、今回の撮影は、一日目が二一六枚、二日目が四九九枚、三日目が二九三枚で、合計一〇〇八枚でした。が、これでも取り残しがたくさんあつて、あとで後悔するんです。

 

今日の寫眞・・キリシタン遺物が發見された七御前遺跡に建つ聖母マリア像。和泉式部廟所。中山道みたけ館に展示されてゐる、發見されたマリア像と十字架陰刻碑。それと御嵩驛。

 

今日の補足・・歸宅後、どうにか、旅の一日目の「日記」を書いてHP「ひげ日記」に載せることができました。

 



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