二月廿三日（月）庚午（舊正月五日）　晴のち曇り、夕方一時小雨

昨日、避妊手術のために病院へつれて行つた、三兄妹の母猫（十九日の寫眞參照）を病院からつれて歸つてきました。すると、昨年の夏に三兄妹を産んだばかりだといふのに、妊娠してゐたことがわかつたのです。滑り込みセーフといつたところですが、お腹も大きくなかつたし、まさかと思ひました。それも四匹でした。かはいさうでしたが、病院のはうで處置をしてくれてゐましたし、これは仕方ないことでせう。我が家でも、これ以上は無理ですからね。でも、病院からは、ちやつかりと「霊安料」を取られてしまひました。

　そしたら、母猫がゐなかつたからでせうが、父猫が出てきたんです。それが、まあ、ラムがゐる頃からベランダにも來てゐた黒猫だつたのです。これでやつと家族關係が明らかになりました。すると、寅だけが一匹ぽつちのやうです。

今日の寫眞・・去年八月の父猫。この頃には、三兄妹を産ませるやうなことをしてゐたんですね！　さういへば、ふてぶてしい顔つきをしてます。もう一枚は、今日の寅です。兩手をきちんとついてお行儀がいいところがかはいいですね。

　今日はぼくの誕生日。夜、お風呂に入つてゐたら、南伊豆にゐる一閃君から電話がありました。一閃君は明日が誕生日で、伊豆にゐるときは毎年一緒にお祝ひをしてゐました。ケーキだけのは、二〇〇八年二月、一緒に撮つたのが、二〇〇九年二月でした。もう彼も十歳になります。