六月十四日(日)辛酉(舊四月廿八日 曇り

 

今日は、ぼくは、《戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会》が呼びかけた、「とめよう! 戦争法案 集まろう! 国会へ」に贊同して、〈国会包囲行動〉に參加してまゐりました。二時から三時半まで、國會議事堂を包圍する人々が、主催者の報告では二五〇〇〇人集まつたやうです。

ぼくは、地下鐵の永田町驛で下車し、國會書館前の交差點から地上に出ました。すると、すでに人々がお堀方向の歩道にも、議事堂裏の通りの歩道にも、隙間なく集まつてゐました。それに、大きなスピーカーを通してアピールがなされてゐて、ぼくはその訴へに耳を傾けました。デモではないので、その場でみなさんもそれぞれ聞いてをられました。

ちやうど鳥越俊太郎さんが話しはじめたところでした。安倍首相のやつてゐることは、アドルフ・ヒトラーに似てゐるとおつしやつて、自分は、首相を、「安倍ドルフ晋三」と呼んでゐるんですと言つたのには、あちこちから歡聲がわき起こりました。

つづいて、女性の落語家の古今亭菊千代さんのアピール。「戦争になつたら笑へない。笑へる幸せは平和憲法九条のおかげです」と、面白くてためになるお話を聞かせてくれました。

そして、なんと言つても、眞打ちの鎌田(さとし)さんの話には説得力がありました。「今、安倍首相は、戰後最大の犯罪を犯そうとしてゐる。當時の子どもの誰もが知つてゐた『安保反對!』を、祖父の岸首相の前で口にして叱られた、それが安倍晋三のトラウマの原點なんです。首相ともある者が、憲法をないがしろにし、沖縄や反原發や派遣勞働者などの少數者いぢめに奔走してゐる。決して許すことのできない首相です」。

鎌田さんは、「東京新聞」でもおなじみですが、直に聲を聞けてよかつたです。ただ、スピーカーはあちこちに備へられてゐて、どこで話されてゐるのかはわかりませんでした。

 

歸宅すると、母の退院を知つた弟が來てゐて、みなで退院祝ひの食事をしました。

 

今日の寫眞・・〈国会包囲行動〉の人々!

 






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