七月廿日(月)丁酉(舊六月五日 晴、暑い

 

昨夜、はじめて 「デモクラTV」 なるものを見ました。昨日の寫眞の、山口二郎さんの「本音のコラム」の冒頭に、「デモクラTVというインターネット番組云々」とあつたからです。

それは、「いまこの国で起きている出来事やニュースの本質を、わかりやすく解説する『新しいニュース解説テレビ局』」 といふ番組で、いやあ、面白かつたです。いろいろのテーマについての討論、といふよりパネルディスカッション風の對談番組です。ちやうど安保法制の問題についてで、改めて敎へられました。山口二郎さんも出てゐましたし、また、近頃その活動が注目されてゐる學生の運動のシールズの代表も出席してゐて、ぼくも少し希望を持つことができました。

 

《要するに、いくら民主主義の世の中になつたからといつて、住民が、とんでもない無教養で愚かな者たちを選出してしまつてゐるかぎり、このやうな暴擧は今後も止むことはないでせう。現在進行中の自民党の暴走にしても、結局は、ただご近所の知り合ひだから、地元の人だからといつて、どんな政党のどんな人物かを無視して、それこそ愚かな選擇をしてゐるかぎり、世の中は變はりやうがないのであります。

このやうにして、上に立つ愚かなものによつて我が國は滅びるのでせう。これはほぼ斷言できます。まあ、怒り心頭の日々を送つてゐるわけですが、ぼくは、この點で悲觀的にならざるを得ないのであります。》

 

これは、『中仙道を歩く(廿八・後編)』で書いてしまつたぼくの本音ですが、この言葉が、言ひ過ぎだつたなあと言へる日が來ることを信じたいと思ひます。

 

ところで、晝食後、弓道場へ行きました。けれども、今日は何の日なんでせうか、駐車場が滿車で、しばらく待ちましたがたうとう入れませんでした。それで、歸宅すると、妻が、待つてましたと言はんばかりに、メガロスへ同道させられてしまつたのであります。

だいぶ間があいてしまひましたが、ストレッチをはじめ、腹筋と脚・ふくらはぎ、背中のトレーニング。そしてはじめて、ウオーキングマシンに乗つて歩きました。時速四キロの速さで、とりあへず十五分歩いてみました。さうさう、體重が六一・一キロでした。

 

今日の寫眞・・「デモクラTV」のタイトル。

 

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