九月廿五日(金)甲辰(舊八月十三日 雨

 

濕布藥を貼つたからでせうか、夜中に目を覺ます回數が激減しました。でも、外は雨。出かけるのは億劫でしたので、『歴史紀行五十四 中仙道を歩く(卅)』(草津宿~三條大橋)をまとめはじめました。要は、文章に寫眞をうまく當てはめていくことです。

ところが、逢坂山にさしかかつたところに二本、京都の町の中にも、蓮如に關する石柱が建つてゐたことを思ひ出し、ちよいと調べはじめたのが運の盡き。なんて大袈裟なことではありませんが、學術文庫の、井上鋭夫著『本願寺』を出してきて、その第四章「戦国動乱と本願寺 蓮如の生涯」を讀んでみました。さうでした、應仁の亂をはさんで活躍した淨土眞宗中興の祖だつたんです。もう、宗教家なんていふイメージぢや追ひつかない働きをしてゐるんですね。

ついでに、五木寛之の『蓮如物語』(角川文庫)を讀みました。これは子ども向けの内容でしたが、それなりに面白かつたです。はい。

 

今日の讀書・・昨夜、森詠著『お~い、半兵衞(二) 劍客修行』(学研M文庫)讀了。つづいて、五木寛之著『蓮如物語』(角川文庫)。

 

今日の寫眞・・今日の切り抜きと、蓮如関係本。


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