十月十八日(日)丁卯(舊九月六日 曇りのち晴

 

今日は、山本健吉著『日本詩人選5 大伴家持』 と 『中納言家持卿集』 をともに讀み進みました。でも、まだ何も見えてきませんね。

それと、日中は、作業机の回りに積まれた本を、一氣に書庫に運び、身の回りをさつぱりしました。「紀行」に追はれて鬱陶しかつた氣分も、これでだいぶさつぱりしました。 

 

それにしても、ニュースで見ましたよ。あのアホ首相をはじめとする三バカトリオが、よりにもよつて、アメリカ合衆國の航空母艦に乘つてはしやいでました! ただただ恥づかしい、ぢやあすまないと思ひました。 

 

今日の寫眞・・ブンゴがゐなくなつてもいつもと同じコヤタとモモ、それに兩親。いつたいブンゴはどこへ行つてしまつたのでせうか? 

小宮山書店ガレージセールで購入本。三册五〇〇圓で、締めて一五〇〇圓也。 

そして今日の切り抜き。勉強になります(以上二册は前頁)。 

 

今日の補足・・昨夜、DVDの『ピースメカー』を見ました。再見ですが、いやあ、リアリティーがあつて面白かつた。もちろん映畫としてですが、かう言つては不謹慎でせうか。ニューヨークで核爆發を起こさうといふ犯人の心が眞に迫つてよく分かりました。今や、全世界でそのやうな憤怒といふか怨念が渦卷いてゐるやうに思ひます。せめてわが國は、怨念を生むやうな悲劇の加害者にはなつて欲しくないし、させてはならないと思ひました。 

つづいて、宮司の坂本さんが貸してくださつた、NHKBS1で放映された、《アスリートの魂 弓道 増渕敦人 天皇杯覇者の苦惱》のCDを見ました。いやあ、すごいことをやつてゐるなと思ひました。的中率九九・八%なのに、それを、「君がやつてゐるのは弓道ではない。ただの的あてだ」なんて言はれたさうですが、それはたまらなかつたでせうね。それで、「終わりなき探求」なのですが、そんなにも苦しんで達成しようといふ世界があるんですね。ぼくは、ただの「的あて」でけつこう、だと思ひました。 

けれど、かたちが正しければ必ず矢は中るものですと言つて、闇の中で的中させたのはすごいと思ひました。

 


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