十一月五日(木)乙酉(舊九月廿四日 晴

 

今日は第一木曜日、お習字、いや書道教室がありました。どんな文字を書くのか、いつも期待と不安を抱きながら參加するんですが、今日はなんと 「団栗(どんぐり)」 でした。さうなら、「團栗」と書きたかつたですけれど、まあ、お手本に從つて練習しました。これもお稽古と言つてもいいのでせうが、まだ氣持ちは練習ですね。やはり、楷書より行書のはうが、上手下手とは別に、斷然書きやすかつたです。筆を半紙に下ろしてから、一氣に強弱リズミカルに運べるところが氣持ちいいです。

ところで今日は、受講者すべてに、今まで書いた七枚の各自の作品(廊下に掲示された作品)がすべて返され、その中から最もいいと思はれるものを選ぶやうに言はれました。十一月二十九日から十二月二日まで開かれる、「ウエルピアまつり」の期間、ホールで作品展といふか、展示をするんださうです。ぼくは惱んだ末、行書の「書」を手に取りました。まあ、名前はくづし字を模して「しゆん」と書いてあるので、誰だか分からないのでほつとしてゐます。

 

今日の讀書・・羽中田誠著『昭和二十年八月』をつづけて讀みました。

 

今日の寫眞・・ウエルピアかつしかの一階ホール。お勉強の樣子と今日の作品。

 



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