十二月二日(水)壬子(舊十月廿一日 曇天のち時々雨

 

昨日はどうにか歩き通すことが出來ました。多少の咳が出ただけですんでほんとに助かりました。ただ、どういふわけか、最後の會食で、ビールを飲んだとたんに聲が出なくなり、お喋りもろくにできなくなつたのです。歸りの電車では寢ることができたので、だいぶからだが樂になりました。

それで今日は寢て過ごしました。プロポリスで嗽(うがひ)し、さらに鹽水を鼻から注水しての嗽も行ひました(これをただの水では行はないでください。痛いです!)。その上ユンケルを飲み、妻がすすめる漢方を飲んだりして、夕方にはたいへんよくなりました。

ところが、夜、昨日の「日記」を書いてしまはうとして、寫眞を選擇加工し、文章を書き連ねてゐたら、また咳が出はじめ、寢たのは深夜でしたが、ぶり返してしまひました。

 

今日の讀書・・まあ、一應、小林一茶 『おらが春』 の和本をながめて過ごしました。

 

今日の寫眞・・昨日の第二部。笠間稻荷。以下、白廩居と山下りんさんのお墓と會食の樣子。それと稻田御坊で求めた參考書四册。白廩居外觀の寫眞は、川野さんが下見した折りに撮られたのをお借りしました。

 





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