二〇一五年十二月(師走)廿一日(月)辛未(舊十一月十一日 晴のち曇り

 

今日は、からだがだるいのを押して、弓道場に行きました。本當のことを言ふと、妻が行け行けとうるさいのであります。ですから、押し出されたやうな按配で、氣持ちはいまいちでありました。 

事實、いつもの弓を引くと、十分には引けないのであります。ちよいと焦りました。そうしたら、齋藤さんが氣を利かせて、だいぶ弱い弓を貸してくださつたのであります。 

まあ、できれば、自分の弓を引くまねごとでもしながら、腕と肩と背筋をほぐしながら、調子をもどしたいと思つたのですが、弱い弓だと、けつこう引けてしまふのですね。それで、いつものやうにお稽古に入りました。でも、だめでした。かたちがくずれてしまつてゐたからか、弓のクセでさうなるのか、矢がとんでもない方向へ飛んでいくのです。 

それでもしばらくつづけてゐたら、からだがほぐれ、また勘が戻つてきましたので、最後は自分の弓を使つて引きました。やはり、きつくても、思ふやうに引けるんですね。もちろん的中に關しては、今日は問題にしませんでした。それでも散々な結果でしたので、歸りに齋藤さんと飲んだコーヒーもあまりうまくありませんでした。おしまひ! 

 

今日の寫眞・・今日のお稽古風景。

 

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