二〇一六年正月廿一日(木)壬寅(舊十二月十二日・大寒 晴

 

木曜日ですから弓道場へ行きました。お稽古の週二をどうにかして定着させたいのですが、習慣といふのは恐ろしいもので、それは惰性の一種なんでせうね、それも意志よりも強く働いて今まで通りの怠惰な生活に引き戻さうとするんです。つまり、惰性より強い意志をもつて敢行しなければ引き戻されてしまふといふことです。週二が習慣になるまではだいぶ意志を強く保たなければなりませんので、しばらくは苦戰がつづきさうです。 

それででせうか、はじめのうちは散々な結果でもうやになるくらゐでしたが、時間切れ間近になつてどかどかと的中しだして面食らつてしまひました。やつと氣分もよくなつたので、いつもの三人ですから、新年初の寫眞を撮ることにしたんですが、みなさん心がどこかへいつてゐたやうで、てんでんばらばらの樣子がありありと分かる記念寫眞が撮れました。 

 

北國街道を往く(三・後篇)』のパワポ版を、今日、みなさんに送ることができました。 

ところが、夕方、その北國街道を一緒に旅したトラベル日本の山寺さんが入院したとの連絡を奧樣から直々に受けたのであります。何度か山寺さんに問ひ合はせることがあつて連絡を差し上げてゐた、その返事をくださつたわけなんですけれど、あの頑健そのものの山寺さんが入院なんて、考へられないことでした。 

これはぼく一人の心にしまつてはおけないと思ひ、メールで連絡できる三十數名のOBの方々にお傳へしました。ちよつと餘計だつたかなとは思ひましたが、中仙道のみならず、日光街道も、北國街道もご一緒したんですから、みなさんだつて關係ないとは申されないと信じたいですね。 

 

今日の讀書・・小松英雄著『仮名文の構文原理[増補版]』(笠間書院)繼讀中。

  

今日の寫眞・・弓道場にて。宮司さんともと壽司屋さんとそれにもと云々のぼく。と、今日の切り抜きより。

 


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