二月十八日(木)庚午(舊正月十一 晴

 

終日讀書。「酔いどれ小籐次留書」シリーズの第二册、『意地に候』(冬幻舎時代小説文庫)を讀み上げました。といふほどのこともなく、面白く讀んでしまひました。いや、これが恐いんですよね。しばらくは抜けられさうにありません。圖書館からは續々と届きはじめました。 

それでも、木曜日ですから弓道場へ行きました。はじめと終はりがみごとな的中で、滿足して歸つてきました。 

ところで、體育館の駐車場で、中仙道を一緒に歩いたMさんと偶然お會ひすることができたんです。歩いてゐる時から、體育館で時々お會ひしてゐましたが、住所や連絡先は知らなかつたんです。ですから、今日の出會ひを逃してはならじと食ひ下がり、やつと住所などを敎へてもらふことができました。もちろん「文集」を送るためにですが、作成した名簿の四十三人目にあたり、ちやうど半數に達したことになります。 

また夜には、やはり中仙道で樂しくご一緒したSおばさまから直にお電話があり、「文集」が屆いたといふお禮をいただきました。懐かしいやら、うれしいやら、またお會ひしたくなりました。 

或いは、昨日は、お送りした「文集」の感想を記したお手紙をいただいたり、そんなこんなで、「文集」も半數の方にお渡しすることができて、まだ滿足はしてゐませんが、まだ渡せてゐない方を搜索するのが樂しみになりました。 

 

今日の寫眞・・昨日ふれた、ノートルダム淸心女子大學古典叢書シリーズ影印本の『金葉和歌集』と『詞華和歌集』。それに、今日のお稽古の樣子。

 


コメント: 0