三月三日(木)甲申(舊正月廿五日 晴

 

まあ、母の元氣なこと、あいた口がふさがりません。月曜日がカラオケ、火曜日が童謠の會、昨日が藝能大會でしたが、今日は、昨日來て泊まつた妹と、房總へ日歸りバス旅行へ出かけました。 

夕方元氣に歸つてきました。ふだんと變はりない樣子に安心しました。が、これからの懸念は、遠くに一人で散歩に出かけるものですから、いつ歸り道が分からなくなるかですね。その時が、惡い意味での大きな「畫期」でせうね。 

 

それと、今日は、書道教室最後の日でした。一年間、月一でしたから、どれほど習得できたのか、まつたく自信はありませんけれど、たくさんのことを敎へていただきました。とくに、筆を使ふことが恐くなくなつたことに感謝したいと思ひます。 

きょうは、仕上げとして、先月習つた「申」の字を色紙に書きました。まあ、練習して、その後で書いたんですけれど、まづ紙の種類が違ふことにびつくりしました。けれども途中でやめるわけにはいきません。最後のはねまで書いたんですけれど、冷や汗ものでした。練習で書いたはうがずつとうまく書けました。 

そして、お別れにみなさんと記念寫眞を撮りました。ところが、先生に許可を得、係員に斷り、さいごにみなさんに記念寫眞の説明をして、寫りたくない方がをられるかを確かめてからの撮影となりました。これも、個人情報云々のご配慮なんでせうが、嫌な時代になつたもんだなあと感じました。 

 

今日の寫眞・・ステレオ立體寫眞二組。梅の花がみごとに浮き出てゐます! それと、今日のお習字と切り抜き。

 




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