四月十六日(土)戊辰(舊三月十日) 晴のち曇天
熊本の大地震、凄いことになつてゐます。目を被ひたくなる、とはこの事を言ふのでせうか。熊本に地震が豫想されてゐたとは聞いてゐなかつたのでよけいに感じます。
寅が、寢床から顔を出しました。そして、差し出した食事を食べはじめたのです。いやあ、うれしい。かういふ喜びははじめてです。寅ちやん、ノラからの脱出、更生なるか、ですね。
今日の讀書・・中野三敏著『江戸文化再考』(笠間書院)繼讀。
今日の寫眞・・今日の朝刊の一面と、四月八日以來はじめて顔を見せた寅。