四月廿日（水）壬申（舊三月十四日・穀雨）　晴、風が冷たい

今日は定例通院日。西新橋の慈惠醫大病院へ行つてまゐりました。四月ですから、人事變への時期なんですね、受付や看護婦さんたちの初々しい姿が目につきました。もちろん先生方は同じ、診察の結果もいつもと變はらずに順調でした。 

お晝は、病院の地下のおそば屋さんでいただきました。ここは、病院の醫師や職員、それに醫學生の方々も利用します。てきぱきとしてゐて、それでいつも美味しいおそばやかつ丼などが食べられます。いやあ、みなさんよく食べてをられます。 

今日は、まつすぐ歸るつもりでしたけれど、池袋驛の西口廣場で古本市がはじまつたので、お勉強のために出かけました。三田線で御成門驛から巣鴨驛經由で池袋驛。しかし、池袋驛はいつも混んでゐて、自分がどこにゐて何處へ向かつたらいいのか、一度として確信をもつて歩きはじめたことがないくらゐです。が、どうにか地上に出、人工の池を中心に張られたテントでお勉強をはじめることができました。 

今日の寫眞・・病院地下のおそば屋さんと池袋驛西口廣場。それに、二百圓で求めた『東京地名辞典』（三省堂）、付録の 〈東京における行政区域の変遷〉 がいい。「東京町名沿革史」を圖式化したものですから、これは便利です。最後は、今日の切り抜き。