八月十六日(火)庚午(舊七月十四日

 

昨夜は一度も目が覚めず、すつきりと6時に起床しました。 

採血三本。 

朝食はパンですが、おいしく食べられました。 

午前中は忙しく過ごしました。からだを拭いてもらつたり、薬剤師がきて薬が変はつたけれどかはりはないかと聞いていつたり。 

風野真知雄著『耳袋秘帖』シリーズ第十二弾 『佃島渡し船殺人事件』 読了。昨日読み終はつたのとあはせて妻に持つて帰つてもらひました。 

 

お昼は魔の焼き魚。ほとんどのこし、食べたのはバナナだけ。 

 

今日はラシックスを昨日より多くのみ、おかげでたくさんの尿が出たのはいいのですが、膀胱にはたまつてゐても、なかなか排出されなくて苦しい思ひをしました。そのかはり回数が多かつたので量は多く出ました。今日の総量は1540ccでした。 

また、今日は若い、きつと見習ひの学生だと思はれる看護婦さんに、髪の毛を洗つてもらひました。

 

夕方からテレビの放送大学で「歴史と人間」を見ました。第三回「西行と定家」、第四回「北条泰時―武士と政権」の二つの講義。五味文彦さん、本では読んだことがありますが、おはなしも分かりやすく、聞きやすくてよかつたです。