九月(長月)一日(木)丙戌(舊八月朔日・朔日 晴

 

朝起きて計つたら、血壓が上が100を越えてゐまして、ちよつと安心しました。 

さらに、午後、淸水から友人の靑木君が訪ねてくださり、元氣をいただくことができました。久しぶりのお喋りはもちろん、奥さんの乃里子さんが書いてくださつた、ぼくの大好きな髙村光太郎の詩を額にしてくださつたのであります。これは七月二十二日の日記に書いたので、それを覺えてゐてくれたのでした。これ以上の贈り物? お見舞ひ? はありませんね! 感謝。 

お互ひの趣味のこと、讀書のこと、積もり積もつた話をしてゐて、力がわいてきました。歸るとき、堀切驛まで歩いて送ることもできまして、やはり、適度の運動は必要と思ひました。 

 

ちなみに、乃里子さんの作品をご覽になりたい方は、「ぎゃらりぃ金木犀」 をご檢索くださいませ。 

 

今日の寫眞・・いただいた額とぼく。それと、今日屆いた、正中二年奥書系統本 『玉葉和歌集』 (三弥井書店)。