九月五日(月)庚寅(舊八月五日 晴のち曇り  

 

昨夜は、一時間ほど橫になつたらどうにか回復してきたので、BSで「雨畑硯」の番組を見て、さらに元氣を與へられました。身延の山の中です。淸水に行つて、友人と訪ねてみたく思ひました。 

 

それで、朝起きて計つたら、上が102、下が66で、ちよつと安心しました。でも、立ちくらみやめまいも何度か起こり、絶えず注意が必要でした。と同時に、倦怠感は去らず、全身がだるくてやる氣が起こらず、本もろくに讀めませんでした。 

これでは、十六日の高麗神社界隈と巾着田の曼珠沙華を訪ねる《東山會》の例會に參加できるかどうか、だいぶ悲觀的になつてしまひます。 

 

今日の自堕落川柳・・「年齢も脈もなかよく六十九」 

 

今日の讀書・・それでも、『蜻蛉日記』 を讀み進むかたはら、夢枕獏さんの 『陰陽師 醍醐の卷』(文藝春秋) を讀みはじめました。 

 

今日の寫眞・・今日のココと、ベランダにやつてきたノラ。勝手口では、妻になついてゐるやうであります。