九月(長月)廿一日(水)丙午(舊八月廿一日 曇天

 

今日は通院日。新しく開設されたペースメーカー外來です。午後三時の豫約でしたが、早めに病院に着き、血液檢査、心電圖檢査、それにレントゲン檢査を受けました。すると、珍しく豫約時間よりも早く呼ばれ、まづ、ペースメーカー技師が、ペースメーカーの調子を診て、また設定の變更がなされました。脈博がいつも69であることを訴へましたので、我が心臟の自由度を加味した調整をしてくれたやうです。 

つづいて、手術を擔當した男性醫師が診てくれましたが、そのことをふまへて、ここでは藥を出し、次回の通院日を決めただけでした。それも、來年四月でした。 

それと、ペースメーカーを入れる前にも説明がありましたが、「遠隔モニタリングシステム〈ケアリング〉」を我が家に設置することになりました。これは、ぼくの胸に植込まれたペースメーカーの情報が病院に送信され、今後の治療、薬の變更の有無、ペースメーカーの設定變更に役立てるといふものです。なんだか心情的にはいい氣持ちはしませんが、背に腹は變へられませんね。 

 

今日の讀書・・夢穂村弘著 『鳥肌が』 (PHP研究所)を讀み上げ、つづいて同じ著者の 『本当はちがうんだ日記』(集英社文庫)を讀みはじめ、夜には讀了。 

 

今日の寫眞・・病院からの歸り、立ち寄つた三田驛近くの馬刺屋。ただ、時間が早くてまだ開店してゐませんでした。それと、久しぶり訪ねた秋葉原驛のブックオフで買ひ求めた文庫本。犬の本はたくさん讀みましたが、猫の本ははじめて。それも、一〇八圓だつたからです。