十月十三日(木)戊辰(舊九月十三日 曇り

 

昨夜、「ひげ日記」を書き、ホームページ上にコピーしようとしたところ、日中行はれたパソコンの、數時間にわたるプログラムの更新によつてとしか思へませんが、まつたく様相が一變してしまひ、どのやうにコピーしたらよいのか、まつたく分からなくなりました。 

それとともに、今までコピーした「ひげ日記」が、一應文章は讀めますが、寫眞がすべて見られなくなつてゐたのです。もう使へないのでせうか。實に困りました。 

 

今日の讀書・・それで、讀書もはかがゆかず、昨日出がけに手にした、織田正吉著『「古今和歌集」の謎を解く』(講談社選書メチエ) を半分ほどまで讀み進みました。とくに、前半の、「古今集」の「假名序」の謎解きが面白く、しかも、『萬葉集』 とその萬葉假名などについて復習ができたのが儲けものでした。

 

今日も、寝起きと、ベッドに橫になつたときには、『蜻蛉日記 中』 を讀み進みました。が、日中は、『史料綜覽』 と 『日本紀略』 を、重たいし大きい本ですから、机の前で讀みました。するとすぐにモモタとココが膝元にやつてきて晝寢です。ノラのやうに觸らせもしないのとくらべると、やはりなでなでできるのは可愛いです。 

 

今日の寫眞・・『古鈔本 寶物集』(貴重古典籍叢刊8 角川書店) と五十嵐書店さんの目録。それに、今日、數時間にわたつて、プログラムの更新だとか言つて使へなくなつたパソコン場面。