十二月廿二日(木)戊寅(舊十一月廿四日 雨降つたりやんだり

 

今日の讀書・・昨夜は、風呂に入つたらばたんきゆーでして、讀書も日記もなかつたのですが、今朝はどうにか起きられたので、早速昨日の 〈紀行〉 を書きはじめました。 

それとともに、讀みかけだつた、伊藤晃著 『平将門―その史実と伝説』 (崙書房) を讀み終へることもできました。この本は面白くて、とくに後半の、「將門テレビの虚構と真実」 は、NHKテレビの大河ドラマ 「風と雲と虹」 をたたき臺にして、言ひたい放題。昨日訪ねた史跡にも、NHKテレビの大河ドラマをとりあげて、有名になつたことを云々してましたからね。當時はよつぽどの大事件だつたのでありませう。 

例へば、「『將門誕生』の冒頭には、馬のひづめの音を聞かされた。が、平安時代の馬は、絶対にあんな金属音の音は、まずなかったものと思ってよい。ひづめに蹄鉄(かなぐつ)をはいていなかったのだ。」 とか、時代考證的な事柄が指摘されてゐて、けつこう勉強にはなりましたが、以下は省略。 

 

ところがです。いやあ、まゐりました。一昨日よりなんだか變だなと思ひつつも、我慢ができたのですが、今日の夕方になつても違和感が去らず、明日が休日といふこともあるので、急遽靑砥の慈恵醫大葛飾醫療センターに通院しました。別口の持病が出たかなと思ひました。 

時間外の緊急受付を通しての診察だつたので、診察を待ち、血液査で待ち、再び診察でまた待ち、さらにCTを受けることになつて、そこで待ち、最後の診察で待ち、おまけに、藥を待ちつづけた三時間でした。 

まあ、詳しくは、明後日に再び通院し、専門醫に診てもらふことになりました。 

 

今日の寫眞・・ココとノラの御對面。できれば出かけたい展示會。