三月十九日(日)乙巳(舊二月廿二日 晴のち曇り

 

今日の讀書・・昨夜、ちよつと氣分晴らしに、目についた、原雅子著『江戸の鬼才 上田秋成』(中經出版) を讀みだしたら止まらなくなつて、たうとう讀んでしまひました。 

魅力ありますね。秋成。まだ平安時代を讀んでゐるところですから、江戸時代は遙かかなたです。ですが、かうして、たまにはワープして觸れておきたいです。 

 

それと、今朝は聞きました。《古典講読「むかし語りへのいざない~宇治拾遺物語~」》です。先週は寝過ごしてしまひましたが、番組は今回を含めてあと三回で終了です。加賀美幸子アナウンサーの講讀と、伊東玉美先生のお話が聞けなくなると思ふと無性にさびしいです。 

今日は四十九回。第一九〇話の「土佐の判官代通淸、人違ひして關白殿に參り合ふ事」、一九一話「極樂寺の僧、仁王經の驗を施す事」、一九二話「伊良縁野世恆、毘沙門の御下し文を給はる事」の三話を聞くことができました。 

 

また今日も 『落窪物語』 を繼讀。 

 

今日の寫眞・・原雅子著『江戸の鬼才 上田秋成』(中經出版)と『宇治拾遺物語』(角川文庫)。それに、妹のお土産のたい焼きと夕食のおかず。これも、ベルリンの愛ちやんには毒かしら? 最後は、朝刊より。