三月廿七日(水)戊申(舊二月廿五日 雨のち晴

 

朝から妻は、カツネコの方とノラネコの捕獲をしに出かけました。堀切二丁目のはうです。雨の中、分らず屋の爺を相手に手こずつたやうで、五頭のはづが三頭しか捕獲できず。その一頭は、やはり子どもができてゐました。

 

それで、なかには、そのお腹の子を處分するのを反對する方もをられるやうなんです。心情的にはたしかに同感ですけれでも、では、生まれた子猫を育てられるのか、或いは、里親を見つけるために協力してくれるのかとなると、実際に動いてゐるのは、ぼくの知る限り、妻と共に活動してゐる方と、その他二人だけなんです。

 

幸ひ、妻が捕まへたノラを病院につれて行つた場合には、それを引き取つてもとの場所には別の方が運んでくれてゐるやうで、またその逆もありますが、助かつてゐますが、見てゐてもはらはら、いつ破綻するか分かりません。 

ノラネコを不幸にしないための“カツネコ”の活動を、早く葛飾區でも認知して、豫算を回してほしいと思ひます。カンパがあるやうですが、自腹を切るときもしばしばで、まあ、ぼくのお小遣ひに影響しないのですんでゐますが、東京都の中で、ノラネコ對策に豫算を出してゐないのは葛飾區だけのやうです。區長は、ぼくと同じ高校の同窓生ですから、もし會つたら言つてやらなければなりません。はい。 

 

今日の讀書・・今日もまた雨。『落窪物語 卷之二』 を繼讀。 

 

今日の寫眞・・横綱稀勢の里の優勝場パレード。高安とともに。それと、妻と夕食を食べに出たついでに寄つた赤札堂で見つけた即席ラーメン。まさかと思つて製造年月日をたしかめたら、この二月廿二日でした。 

もう一枚は、 ほーむ寫眞 「ちよいと氣が早い田仕事」。