四月十八日(火)乙亥(舊三月廿二日 雨のちやむ

 

靑戸の慈惠醫大病院(正式名は、東京慈惠會醫科大學葛飾醫療センター)に行つてきました。友人からの助言で、呼吸器内科で診ていただかうと思つたからです。それでまづ、新橋の慈惠醫大病院に電話をしたところ、靑戸でも診てもらへることがわかつたので、午前中の受付ぎりぎりに入りました。 

結論から言ふと、氣管支炎といふ診斷でした。で、今回は、咳止めだけでなく、合はせて四種類の藥をいただいてきたのですが、その藥の説明たるや、眞面目に目を通したら飲むのをやめようと思つてしまふほどの副作用です。

 

曰く、「食欲がない、便秘、口が渇く、胃の不快感、胃が張る、下痢、氣持ちが惡い、眠氣、不眠、めまい等が現れることがあります」。 

これは、「咳を抑へたり、痰を出しやすくする藥」の副作用ですが、他の三種もほぼ同様の効能(!?)です。でも、背に腹はかへられないといふのはこのことでせう。めをつぶつて飲み干しました。 

 

今日の讀書・・『落窪物語』 もあと一息。週末には學習院さくらアカデミーの 《源氏物語をよむ》 がひかへてゐるものですから、參考書を出してきて、あれこれ拾ひ讀みしはじめました。 

ところが、内容を讀んでもゐないのに説明されても仕方ないことだなあと思はせられました。まづは本文(影印本・複製)を、讀んでみないことにははじまりません。 

 

今日の寫眞・・ぼくのペースメーカー。診察を受けたとき、醫師の許可をもらつて撮らせていただいた貴重なぼくの秘部です! かうしてレントゲンを通してみると、ぼくはサイボーグですね! それと、歸路いただいた越後屋の天ざる。