七月十二日(水)庚子(舊閏五月十九日 晴

 

今日の讀書・・半年待つた、黒川博行著 『喧嘩(すてごろ)』 ですが、今日一日で一氣に讀み通してしまひました。面白さは變はりありません。ただちよつと筋に緻密さが缺けてきたかなといふ感じがしました。 

このシリーズはテレビドラマ化されたやうですが、ぼくは、讀んでゐて、配役をあてるとしたら、自稱建設コンサルタントの二宮は極樂とんぼの加藤浩次。イケイケ經濟ヤクザの桑原は、坂上忍ですね。この二人以外に考へられません。

 

それで、「若紫」の卷はほとんど讀めませんでした。また、『源氏物語』 ばかりではやりきれないので、これからも、柴田錬三郎や、池上正太郎の「仕掛け人」ものなどを並行して讀んで行かうと思ひます。 

 

今日の寫眞・・今日の切り抜きと、黒川博行著『喧嘩(すてごろ)』。