七月廿五日(火)癸丑(舊六月三日 曇り一時小雨

 

今日は、慈惠大病院への通院日。みかちやん先生の診察を受けてまゐりました。血液檢査と心電圖檢査の結果は良好で、心臟の動きがここのところばかにいいやうです。まあ、藥のおかげではあるわけですが、・・・と、ここまでは、先月の日記とまつたく同じなのでそのまま寫してしまひました。 

ただ、いつもいただいてゐる藥に、貼り藥を加へていただきました。もう二ヶ月も前になりますが、氣絶して倒れたときに首筋を痛め、それがなかなか治りきらずに、これを貼ると樂になるので注文したのでありました。

 

さて、歸りは、恆例の神保町まゐり。いや、これは散歩として歩いてゐるわけで、ぼくの健康維持の秘訣、心身共に、一石二鳥といふやつです。 

それで、お晝は、神保町の、例のラーメンをいただきました。 

 

今日の讀書・・外出したので、文庫本の、安西篤子著『悲愁中宮』 を持つて出ました。 

「平安時代、権力をほしいままにした藤原一族の中宮定子は、関白・藤原道隆(道長の兄)の娘で、一條天皇の皇后となった。幸せそうに見えた定子の運命は、父の死を境に、道長の老獪な陰謀にかかり、あえなく散った・・・・。政略結婚の悲劇をまざまざと描いた、直木賞作家による長編ロマン。」 

であります。ぼくの「讀書計畫」を飾るにふさはしい内容なので、また、『源氏物語』 を讀む上でも參考になりさうです。 

その、『源氏物語』 ですが、今日からは、「玉鬘系後記説」による「紫上系」十七帖の第三卷、〈紅葉賀を讀みはじめました。〈末摘花〉を飛ばしましたが、物語は圓滑に進んでゐます。 

 

今日の寫眞・・今日のモモタとココ。それと本日の収穫。