七月廿八日(金)丙辰(舊六月六日 曇り

 

今日の讀書・・今日も終日、『源氏物語〈紅葉賀』。黙々と讀みました。それで、讀む速度も速くなつてきてゐるのでせう。半分まで讀むことができました。 

帝の女御、藤壺に不倫の皇子が生まれ、當事者の藤壺と源氏の君はもちろん、内裏から退いたあとに懷妊したことを知つてゐる女房たちはたくさんゐるわけで、御兩人はドキドキの毎日。それを知らないのは帝ばかりで、源氏に似てゐて美しいと言つて喜ぶばかり。 

 

さうだ、晝食後、NHKプレミアムで映畫、「イーグル・アイ」を見ました。テンポがよすぎて、ついて行くのに苦勞しましたが、面白かつた。まあ、コンピューターが意志を持つて人間のコントロールを受けつけなくなつた恐ろしさを描いてゐました。 

調べたら、制作總指揮が、スティーブン・スピルバーグといふのですから、面白いはづです。 

ちなみに、あらすじを寫しておきます。 

 

「イーグル・アイ」 2012/09/12 公開。 

政府の仕事をしていた双子の兄弟イーサンを亡くし、平凡な毎日を送っていたコピーショップ店員のジェリー(シャイア・ラブーフ)の携帯に、知らない女から電話がかかってきた。「今すぐ逃げろ」という女の警告を無視したジェリーはその直後、身に覚えのないテロ工作の容疑でFBIに拘束されてしまう。 

しかし取調べ中に、その謎の女・アリアの差し金による建築重機の事故が発生。大破したFBIのビルから、不本意ながらジェリーは逃走する。携帯から的確に逃走経路を指示してくるアリアに命じられるがまま、街中を逃げ回ったジェリーは、レイチェル(ミシェル・モナハン)という女性の車に乗り込んだ。彼女もまた「指示に従わねば息子を殺す」とアリアに脅迫されていたのだった。 

FBIに追われ、どこかから監視し逐次指示を送ってくるアリアに逆らうこともできず、ジェリーとレイチェルは恐怖の逃走行を強いられる。 

アリアの正体は人工知能であり、アメリカ合衆国憲法を字義通りに解釈し、現政府が憲法違反と判断して反乱を起こしたというストーリーである。アリアは監視装置や通信機器を駆使し、主人公らを追い詰める。 

 

今日の寫眞・・外出しなかつたので、モモタとココだけ。 

それと、「イーグル・アイ」のポスター。