十一月三日(金)甲午(舊九月十五日 晴

 

今日は、「日本國憲法」公布の記念日であります。國會議事堂周邊で行はれた、「〈アベ政治を許さない!〉スタンディング」 といふのに參加してまゐりました。スタンディングつて何かなと思つたら、まあ、立ち止まつての抗議行動と、デモとは言へないほどの周邊移動でした。ぼくと妻は、その移動のはうをしまして、國會議事堂をほぼ一周して歸つてきました。 

それにしても、すごい熱氣でした。戰爭法案やらが強硬採決されたころのあの怒りすらひしひしと感じました。あとで、ニュースによると・・。 

 

日本国憲法公布から71年を迎えた3日、安倍政権が目指す憲法改正に反対する市民らが、東京都千代田区の国会議事堂周辺で大規模な集会を開いた。 

主催者発表で約4万人が参加。「改憲反対」 「9条壊すな」 と怒りの声を上げた。 

国会正門前で壇上に立った作家の落合恵子さんは 「安倍政権に白紙委任状を渡したことはない」 と断言。先の衆院選で多額の税金が使われたことを批判し、「自分の金で総選挙をやれと言いたい」 とぶちまけた。

 

「日本政府は核兵器禁止反対、憲法9条を壊すという道を進んでいる」 と懸念を示したのは、今年のノーベル平和賞受賞が決まった国際的なNGOの連合体 「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」 の国際運営委員を務める川崎哲さん。「9条を守って生かす、世界中で核兵器をなくすという運動が進むべき道だ」 と訴えた。

 

元最高裁判事の浜田邦夫さんも安倍晋三首相が示した憲法9条に自衛隊の存在を明記する改正案を問題視し、「戦後70年間築いた信頼や憲法規範を損ねるものだ」 と語った。 

国会では衆参両院で改憲派が憲法改正発議に必要な3分の2を超える勢力となっており、改憲の動きが現実味を帯びている。 

 

とありまして、ともあれ、はじめ、妻は行かないと言つてゐたのですが、母と晝食をすませてからなら出られるといふので、永田町驛で待ち合はせることにしました。もちろんぼくは一足も二足も先に出て、神田古本まつりにおまゐりしました。 

 

今日の寫眞・・神保町にて。永田町驛にて、國會議事堂に向かふ参加者のみなさん。それと、スタンディングの樣子。