十二月三日(日)甲子(舊十月十六日 晴

 

昨日歸宅後、「『源氏』秋期講座打上げの會」で撮つた寫眞を加工し、アドレスを敎へていただいた五人のクラスメートにお送りしました。するとみなさん、すぐに返信をくださつて、たいへんうれしく思ひました。 

それで、『歴史紀行』 等をお送りしようと準備し、メールに添付して發信したところ、エラーが久しぶりに出まして、たうとうメールそのものが開かなくなつてしまつたのです。あれまあです。 

すぐにOCNプレミアムサポートに電話したところ、これまた混んでゐてつながらず。どうしませう? 

 

今日の讀書・・今日は、ですから、落ち着かない氣分で、藤沢周平のつづきを讀み進みました。 

 

今日の寫眞・・晩秋の學習院さくらアカデミーの校舎、南三號館。と、コツキン父さんの長男のコヤタ君。まあ、我が家に來た時には、手のひらに乘やうな子猫だつたのに、今ではまるまると太つて、押したらころころ轉がつてしまひさうです。 

そもそも、妻の飼ひ方がかたよつてゐると思ふのであります。ぼくの書齋のモモタやココにはけつこう冷たくて、飼ひ猫はわたしにはどうでもいいのと、ありきたりのエサしか與へさせてくれません。それに引きかへて、勝手口にやつてくるノラには、刺身だの、それを煮たものだとか、缶詰の高級な食事を惜しげもなく與へてゐるんです。少しモモタたちにも分けてよ、と言つてもくれたためしがありません。かういふところが頑なといふか、冷たいのですよね。ぼくにもそんな態度が見て取れるところがありまして、左馬頭君の言ひ分もよくわかります。ぢつと耐へるしかないのでせうね。