九月五日(水)庚子(舊七月廿六日) 曇りのち晴

 

〈末摘花〉、これで一件落着かと思ひきや、またまた大輔命婦がしやしやり出て、問題が蒸し返されるのか、はたまた新展開があるのかといふ、殘りもあと數頁といふのに讀めなくなつてきてしまひました。