二〇二三年正月(睦月)元日(日)舊暦十二月十(己未) 晴

昨年昨日とかはりのない一日をすごす。變化といへば朝食がお雑煮にかはつたことと、年賀状が數通屆いたことだけだらうか。毛倉野にしりぞいた時に年賀状をやめてからかれこれ三十年になるが、それでもくださる方には頭が下がる。

痛め止めの坐藥はつづけるなと醫者に注意されたのでやめてゐたら腰の痛みが復活し、寢てゐるほかないとわかつて終日讀書。仕掛人・藤枝梅安シリーズ第一彈 『殺しの四人』(講談社文庫) 讀了。  

 

正月二日(月)舊暦十二月十一日(庚申) 晴 

今日も終日讀書。池波正太郎、藤枝梅安シリーズ第二彈 『梅安蟻地獄』(講談社文庫) と、暮れによみだした川本三郎 『日本すみずみ紀行』(現代教養文庫) 讀了。紀行が面白い。紀行本はたくさん買ひ集めてあるので當分は買ひ出しせずにすむだらう。

 

正月三日(火)舊暦十二月十二日(辛酉) 晴

池波正太郎、藤枝梅安シリーズ第三彈 『梅安最合傘』(講談社文庫) 讀了。

 

正月四日(水)舊暦十二月十三日(壬戌) 晴

池波正太郎、藤枝梅安シリーズ第四彈 『梅安針供養』(講談社文庫) 讀了。このシリーズ、讀むのは、一九九五年、二〇一七年につづいて三度めになるが面白さはかはらない。  

 

正月五日(木)舊暦十二月十四日(癸亥) 晴

日本橋の齒科醫院に通院。

歸路、神保町の友愛書房に行き、田川健三の 『書物としての聖書』(勁草書房) とバルトの 『ヨブ』(新教新書) を求めた。前者は定價が8千圓でこれまでなんども斷念してきたが、古書店だけあつてその約四分の一の値段で入手できた。

池波正太郎、藤枝梅安シリーズ第五彈 『梅安乱れ曇』(講談社文庫) と、つげ義春 『新版つげ義春とぼく』(新潮文庫)、さらに今日持ち歩いた田川健三ほか 『はじめて読む聖書』(新潮新書) 讀了。

 今日の外出・・・三二五〇歩 

 

正月六日(金)舊暦十二月十五日(甲子・小寒) 晴

午前中南郷醫院に通院。カルシウムの値檢査のための採血をするためである。採血中に壁に掛けてある三枚の繪をほめたら、看護婦さんがそれは先生が描いたといつたので、通りかかつた先生に思はずこゑをかけてしまつた。この病院は先生も看護婦さんも事務の方たちもみないい人たちだ!

歸路、驛まで歩いてゐたら開店準備中の青木書店さんにお會ひしたのでごあいさつ。そこでふと、ぼくの腰椎壓迫骨折は「古本あさり病」といへるかも知れないと思つた。平臺に並べられた古本を背をまるめてのぞきこむ姿勢は最も腰椎に壓力がかかる姿勢である。氣がついた以上はやめなければならぬだらう。看護婦さんも背中を曲げてはいけませんと言つてゐた。

池波正太郎、藤枝梅安シリーズ第六彈 『梅安影法師』(講談社文庫) 讀了。

こころみに 『新古今和歌集』 を讀みはじめてみる。和本で變體假名だから讀み流すわけにはいかない。變體假名を忘れないためでもある。參考書は古典文庫の 『新古今和歌集註 高松宮本』 にした。

今日の外出・・・二一六〇歩 

 

 

正月七日(土)舊暦十二月十六日(乙丑・滿月) 晴

池波正太郎、藤枝梅安シリーズ第七彈 『梅安冬時雨』(講談社文庫) 讀了、といふより本書の途中で〈絶筆〉! まことに殘念な結末である。梅安さんが建てた家がどんなつくりで、今後の仕掛けにどんな役割りをはたすのか讀んでみたかつた。

『はじめて読む聖書』 につづいて讀みはじめた池澤夏樹の 『ぼくたちが聖書について知りたかったこと』(小学館)、けつこうむづかしい。 

 

正月八日(日)舊暦十二月十七日(丙寅) 晴

痛みがなくならない。坐藥を入れないからなのか、姿勢がわるいからなのか、患部の治りがおそいからなのはかわからない。そうなると横になつてゐるしかない。

久しぶりに純子さんの施療をうけたけれど、間接的な療法だからすぐにどうといふことはない。

池澤夏樹 『ぼくたちが聖書について知りたかったこと』(小学館) 讀了。つづいてつげ義春ほか 『つげ義春流れ曇旅』(旺文社文庫) も讀了。

さらに、岡田喜秋 『定本日本の秘境』(ヤマケイ文庫) と 池波正太郎の 『あほうがらす』(新潮文庫) を讀みはじめる。 

 

正月九日(月)舊暦十二月十八日(丁卯) 晴

一日中横になつてゐるものだから、妻が圖書館から 『寝たきりになりたくないなら5秒でいいから筋トレしなさい』 といふ本を借りてきた。さらに、自分が通つてゐる鍼灸接骨院に勝手に豫約し、連れていかれてしまつた。が、鍼治療を受けたうへに、腰の痛みがどうして起こるか、どのやうな立ち居ふるまいがいいかなどを敎へていただいた。ラジオ體操がいいといふ! もつと早くきいておけばよかつた。

池波正太郎の 『あほうがらす』(新潮文庫) 読了。 

 

正月10日(火)の日記

昨日の鍼治療はなんだつたのだらう。朝から食欲はなく、しまひには胃のあたりがかたまり、吐きけをもようした。むかむかがとれず、胆石の痛みが起こる前兆のやうで不安になる。加へて血圧もいつもより高くて動悸もする。まさか心不全ではないことを願ふが、6年半前と同じやうなので新橋の慈惠の緊急外來に電話し、すぐにタクシーで向かつた。丁寧に診ていただき、たくさんの檢査の結果心臟はまつたく問題なし、吐きけがあるから胆石の痛みではないか、と靑戸病院への報告書を書いてくださつた。たしかに歸りがけに吐いてしまつたら、胸のむかむかと吐き氣、それに胸のせつなさがだいぶ輕減された。

病院に着いたのが午後9時半、終了して出たのが午前1時半、行きも歸りもタクシーで25分ほど。まつたく魔の火曜日だつた。 

 

正月11日(水)の日記

腰の痛みより、胆石(?)のはうが氣になる。吐き氣がまだのこつて、食欲もないからだ。ますますやせてしまふ。夜、やつと風呂に入る。

岡田喜秋 『定本日本の秘境』(ヤマケイ文庫) 讀了。昭和30年代初期の旅とはいへ、さらに後に書かれたつげ義春の旅のはうがより秘境感があるのはどうしてなのだらうか。関川夏央 『汽車旅放浪紀』(新潮文庫) を讀みはじめる。

昨日注文した、荒井献諞 『新約聖書外典』(講談社文芸文庫) が届く。 

 

正月12日(木)の日記

一日中體調不良。本を讀むどころではなかつた。それでも朝はうどんすきを一杯食べられたのだが、胃のあたりが中央部分が張つて、しこりのやうで押すと痛い。それに尿がひんぱんに出すぎる。夜になり、たへられなくなつたので、8時半、また慈惠大靑戸病院へ飛びこんだ。痛めどめを打つてもらひ、よくなつて歸宅したのは12時40分だつた。  

 

正月13日(金)の日記

昨夜いただいた豫約表にしたがつて、朝9時慈惠大靑戸病院へ。まづ昨夜7度2分だつたのでPCR檢査をうけ、陰性と確認されてから外科外來へ行つたら、火曜日のみ擔當といはれてゐた岩瀬先生がをられ、ふと向かいの診察室を見たらなんと新橋のミカ先生ではないか。うれしくなつた。

診察の結果、岩瀬先生が胆石をとるといつてくださり、手術の日にちは三月にきまつた。光が遠くに望まれた感じだ。結局今回の痛みも胆石發作だつたのだ。腰の痛みをたへつつ歸宅したのは午後2時近かつた。

歸宅後と夕食にお粥を少し食べられた。夜になつて三日ぶりに便がでた。また少し本も讀めた。

 今日の外出・・・一四二〇歩 

 

正月14日(土)の日記

今日も一日一進一退。激しい痛みはなく、食事もお粥で朝昼兼用と夕食の二度たべた。けれど、胃のあたりの重苦しさはなくならない。おきてゐれば腰が痛いし、寝てゐるしかない。ただ本が読めたのが救ひだ。関川夏央の 『汽車旅放浪紀』 が面白い。中身も濃い。  

 

正月15日(日)の日記

今日も一日一進一退。激しい痛みはないが、胸のむかむかが氣になる。食事がのどを通らないのがつらい。はたして、三月の胆石摘出までもつのだらうか?

関川夏央 『汽車旅放浪紀』(新潮文庫) 讀了。つづいて以前讀んだことのある宮脇俊三さんの 『時刻表2万キロ』(角川文庫) を讀みはじめる。 

 

正月16日(月)の日記

一進一退かはらず。胸のむかむかがすつきりしない。晝は吐き氣で食べられなかつたが、朝夕は食べられたので、空腹にはならずにすみ、體重の減少もとどまつたやうだ。

宮脇俊三 『時刻表2万キロ』(角川文庫) 讀みすすむ。 

 

正月17日(火)の日記

今日は人工辨置換手術をしてから46年め。その新橋の慈惠大病院に通院し、ミカ先生に診ていただいた。その結果心臟は順調だが、このところ食事をとつてゐないのでワーファリンが効き過ぎてあぶないといふので、抑への點滴を打たれた。

問題は腰の痛みだ。座つてゐるだけでも痛くて、歸宅後はすぐ横になつた。幸ひ吐き氣はおさまつたやうだ。少しづつ食べるやうにした。

今日の外出・・・一九九〇歩 

 

正月18日(水)の日記

吐き氣は、腰痛ベルトをしめてゐるからのやうで、はづしたらだいぶ食べられるやうになつた。それでも横になつてゐないと腰は痛い。

宮脇俊三 『時刻表2万キロ』(角川文庫) 讀了。當時は國鐵全盛期で、現在では乘りたくても廢線になつてしまつたところは數えきれない!1998年1月に讀んで以來だが、樂しく讀めた。つづいて同氏の 『失われた鉄道を求めて』(文春文庫) と、池波正太郎の「剣客商売シリーズ」を再讀しはじめる。一度處分してしまつたので、何冊か求めておいた文字が大きくなつた新装版で。氣樂に讀めてこれもいい。 

 

正月19日(木)の日記

だいぶ食べられるやうになつた。腰の痛いのは筋力が落ちてゐるからだと妻がしきりと言ふので、腰の運動をしはじめる!

池波正太郎 『剣客商売一剣客商売』(新潮文庫) 讀了。 

 

正月20日(金)の日記

午前中は南郷さんに通院。電氣治療で腰を温め、先生に診ていただいたが、骨密度を高める藥は胆石を摘出してからにするといふ。腰は温めるよういはれた。

歸路、近くの桝屋で鍋焼きうどんをいただいた。

午後は日本橋の齒科醫院へ通院。入れ齒が完成したので、今日から上の假の差し齒を「本差し齒」に換へていくことになり、まづは右上の三本。美味しく食べられるやうになつたらいいなと思ふ。

池波正太郎 『剣客商売二辻斬り』(新潮文庫) 讀了。

 今日の外出・・・三六二〇歩 

 

正月21日(土)の日記

食欲がもどつてきた。腰が痛くて食べてゐられないといふも輕減されてきたからだと思ふ。それでも横になつて過ごした。

池波正太郎 『剣客商売三陽炎の男』(新潮文庫) 讀了。 

 

正月22日(日)の日記

三食よく食べられた。ただ腰が痛いので終日横になつて讀書。

午後、純子さん来たりて施術。

宮脇俊三さんの 『失われた鉄道を求めて』(文春文庫) 讀了。緊張感がなくやはり 『時刻表2万キロ』 のはうが面白かつた。つづいて池波正太郎 『剣客商売四 天魔』(新潮文庫) も讀了。 

 

正月23日(月)の日記

腰の痛みがだいぶかるくなつてきたが、午後、二週間ぶりに鍼灸接骨院に行き、施術そのものよりも腰の据ゑ方のを敎へられ、ありがたかつた。

歸り、妻に綾瀬驛のブックオフへ行つてもらひ、「剣客商売」シリーズ第一〇彈以下を買ひ求めた。

食事はよくすすみ、快便。體重も二、三キロ増えたやうだ。

池波正太郎 『剣客商売五 白い鬼』(新潮文庫) 讀了。 

 

正月24日(火)の日記

母は今日から三泊四日のショートステイ。

今日は臨時の通院。西新橋の慈惠大病院でレントゲン寫眞を撮り、ワーファリンの値の確認。落ち着いたやうだ。

腰のはうは、意識して腰を据ゑて過ごしてゐるうちはよかつたが、疲れてきたらやはり痛くなり、病院からの歸り、上野広小路の玄品でふぐ料理を堪能できたまではよかつたが、歸宅後すぐ横になつた。

それでもブックオフ広小路店に寄り、池波正太郎の文庫本を數册求める。ぐあひがよくないときには池波さんの本は讀みやすくていい。

池波正太郎 『剣客商売六 新妻』(新潮文庫) 讀了。

今日の外出・・・二九四〇歩 

 

正月25日(水)の日記

久しぶりに猫たちといつしよにゐてあげることができた。

夕食後風呂に入る。あたたかくて氣持ちがいい。腰にもいいはづだ。

明日は慈惠醫大靑戸病院で胆石についての檢査である。朝から食事をせずに待機しなければならない。

池波正太郎 『剣客商売七 隠れ蓑』(新潮文庫) 讀了。つづいて寄り道、ギャビン・ライアルの 『深夜プラス1』(ハヤカワ文庫) を再讀しはじめる。  

 

正月26日(木)の日記

 慈惠醫大青戸病院で豫定どほり諸檢査。昨夜から食事をせずに腹をすかしての午後、まづ血液、尿、呼吸、心電圖、造影劑注入後にCTとレントゲンといふ檢査づくめ! 疲れた。

歸路、靑砥驛のすし三崎丸でお好みを握つてもらひ、美味しくいただくことができた。また夕食のステーキと酢だこと湯豆腐がおいしかつた! 

 

正月27日(金)の日記

日本橋の齒科に通院。今日は左上の差し齒の型どりで、順調にすすむ。通院をはじめて一年になる!

歸路、高圓寺まで行き、ぎょうざの満州でタンメンと餃子を食べた。それにしてもいい味してゐるタンメンである。が、期待してゐた古本市はやつてゐなかつた。殘念。

それからお茶の水驛乘換で松戸驛に直行、驛ビルで妻にたのまれた崎陽軒のシウマイ辨當を買つてから歸宅する。

ギャビン・ライアル 『深夜プラス1』(ハヤカワ文庫) 讀了。

今日の外出・・・4730歩 

 

正月28日(土)の日記

一週間ぶりに南郷さんに通院。10分間電氣治療で腰を温めただけで歸路についたといふか、そのまま上野へ出てアトレ内のとん久でひれかつ定食を食べた。旨かつた。

また、ヨドバシカメラに寄つて、ポータブルCDプレーヤーを買ひもとめた。乾電池で作動しスピーカー付きである。デジタルウォークマンの中の消えてしまつた 「奥のフォーク道(1・2)」セレクト のCDを聞くためであつたが、歸宅後聞いたら懐かしくて長時間聞き入つてしまつた。

母がショートステイから歸宅した。

池波正太郎 『剣客商売八 狂乱』(新潮文庫) 讀了。

今日の外出・・・3470歩。歩くことはできたが腰が痛い。座るとらくだが、疲れてくると耐へきれない。歸宅後夕食まで横になつた。 

 

正月29日(日)の日記

今日も朝晝晩の三食を滿足して食べることができた。そして午後にはまた猫たちといつしよに過ごすことができた。ただ腰の痛みがなくならず、長時間座つてゐられないのがくやしい。

池波正太郎 『剣客商売九 待ち伏せ』(新潮文庫) と 『剣客商売十 春の嵐』(同) の二册讀了。 

 

正月30日(月)の日記

南郷さんに通院。10分間電氣治療で腰を温めたのち、近くの美山亭といふ老人夫婦がやつてゐる中華そば屋に入りラーメンをいただいた。また同じバス通りの向かひにあるコロラドに寄り、コーヒーを飲みながらちよいと本をよんでから歸宅。コロラドは近ごろ少なくなつた貴重な純喫茶店である。

池波正太郎 『剣客商売十一 勝負』(新潮文庫) 讀了。

今日の外出・・・1670歩。 

 

正月31日(火)の日記

南郷さんで電氣治療。晝食は青砥驛のすし三崎丸で鐵火卷とにぎりをぞんぶんにいただいた。

朝、パソコンを開き、池波正太郎の「鬼平犯科帳」シリーズ全24册を日本の古本屋を通して注文した。 圖書館の本は不潔さうで手にする氣にならないからである。

池波正太郎 『剣客商売十二十番斬り』(新潮文庫)  讀了。

今日の外出・・・2660歩。 

 

 

正月一日~卅一日 「讀書の旅」 

一日 池波正太郎 『殺しの四人』 (講談社文庫)

二日 池波正太郎 『梅安蟻地獄』 (講談社文庫)

同 川本三郎 『日本すみずみ紀行』 (現代教養文庫)

三日 池波正太郎 『梅安最合傘』 (講談社文庫)

四日 池波正太郎 『梅安針供養』 (講談社文庫)

五日 池波正太郎 『梅安乱れ曇』(談社文庫)

同 つげ義春 『新版つげ義春とぼく』 (新潮文庫)

同 田川健三ほか 『はじめて読む聖書』 (新潮新書)

六日 池波正太郎 『梅安影法師』 (講談社文庫)

七日 池波正太郎 『梅安冬時雨』 (講談社文庫)

八日 池澤夏樹 『ぼくたちが聖書について知りたかったこと』 (小学館)

同 つげ義春ほか 『つげ義春 流れ曇旅』 (旺文社文庫) 

九日 池波正太郎 『あほうがらす』 (新潮文庫)

十一日 岡田喜秋 『定本日本の秘境』 (ヤマケイ文庫)

十五日 関川夏央 『汽車旅放浪紀』 (新潮文庫)

十八日 宮脇俊三 『時刻表2万キロ』 (角川文庫)

十九日 池波正太郎 『剣客商売一 剣客商売』 (新潮文庫)

廿日 池波正太郎 『剣客商売二 辻斬り』 (新潮文庫)

廿一日 池波正太郎 『剣客商売三 陽炎の男』 (新潮文庫)

廿二日 宮脇俊三 『失われた鉄道を求めて』 (文春文庫)

同 池波正太郎 『剣客商売四 天魔』 (新潮文庫)

廿三日 池波正太郎 『剣客商売五 白い鬼』 (新潮文庫)

廿四日 池波正太郎 『剣客商売六 新妻』 (新潮文庫)

廿五日 池波正太郎 『剣客商売七 隠れ蓑』 (新潮文庫)

廿七日 ギャビン・ライアル 『深夜プラス1』 (ハヤカワ文庫)

廿八日 池波正太郎 『剣客商売八 狂乱』 (新潮文庫)

廿九日 池波正太郎 『剣客商売九 待ち伏せ』 (新潮文庫)

同 池波正太郎 『剣客商売十 春の嵐』 (新潮文庫)

卅日 池波正太郎 『剣客商売十一 勝負』 (新潮文庫)

卅一日 池波正太郎 『剣客商売十二 十番斬り』 (新潮文庫)