七月廿三日(日)辛亥(舊六月朔日・朔 曇り一時小雨

 

今日の讀書・・昨日は讀めなかつた 『源氏物語〈若紫〉』 ですが、ラストスパートにかかりました。「引歌」の講義が八月一日からですから、それまでに、「玉鬘系後記説」による、「紫上系」十七帖の第三帖、〈紅葉賀〉を讀んでしまへたらいいのですが。 

〈桐壺〉が七〇頁、〈若紫〉が一二八頁、〈紅葉賀〉は六九頁ですから、氣を入れて讀めば讀めないことはありません。『日本古典文學全集』(小學館) と 『新潮日本古典集成』(新潮社) の二册が傍らにあればこそですが、くずし字本文を讀みながら、參考にする度合ひが日増しに少なくなつてきたことは慶賀に堪へませんです。はい。 

 

今日の寫眞・・岩合さんの猫映像を見入つてゐるモモタ。