九月卅日(水)己酉(舊八月十八日 秋晴れ

 

今日は、『中仙道を歩く(卅・前編)』を執筆するために、參考となる 『芭蕉臨終記 花屋日記』 と 清河八郎の日記 『西遊草』 の必要な部分を讀みました。特に『西遊草』は以前讀んでゐたのにまつたく忘れてゐて、參考書である、『近江寺路を歩いた人々 旅日記にみる』の頁を開いてゐて思ひ出したのでした。改めて、今回の旅には有益であることが分かり、早速引用させてもらはうと思ひます。

外はよい天氣なのに、さういふわけで、一日中書物とにらめつこでした。

 

ところで、夕方近くになつて母がグランドゴルフ大會から歸つてきました(ゲートボールではなかつたので訂正します)。景色のよいところだつたやうで、たいへんご機嫌でした。そして、散歩のときに、栗を見つけたといつて、持つてきたはいいんですけれど、それがみな親指の爪ほどの大きさ。母は茹でて食べてゐましたが、勸められても遠慮しました。お腹を痛めてはたまりません!

 

今日の寫眞・・『中仙道を歩く』 の參考書の數々と、母のおみやげの栗。

 



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